青汁を販売するキューサイ(福岡市)は、エイジング(加齢)に向き合うサービスを構築することを目指し、九州大大学院医学研究院衛生・公衆衛生学分野(福岡市、二宮利治教授)、久山生活習慣病研究所(福岡県久山町)、ヒュービットジェノミクス(東京都中央区)の3団体と共同研究を始めたと、このほど発表した。
研究は、昨年11月から久山町の40~64歳の住民約500人を対象に生活習慣に関するアンケートや血液・皮膚検査などを始めている。同町住民を対象とした脳卒中、心疾患などの既存の疫学調査データも活用。食生活や運動状況、睡眠、皮膚の状態などと生活習慣病との関係性を明らかにし、年齢を重ねても健康を維持するための諸課題を探るという。研究結果は2025年3月までにまとめる予定。