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インバウンドの手荷物を京都・大阪―広島・福岡で即日配送 JR西日本と佐川急便が連携、オーバーツーリズム対策にも

 JR西日本(大阪市)と佐川急便(京都市)はこのほど、「顧客体験価値の共創」に関する連携協定を締結した。「顧客体験価値の向上」と「交流人口の拡大」を実現し、両社の強みを生かして西日本エリアの地域が抱える社会課題の解決を目的としている。

 近年、インバウンド(訪日客)の間で西日本エリアの人気は高い一方、鉄道での観光では手荷物の持ち運びが大きな課題で「オーバーツーリズムが社会問題となる中、観光地や列車内における手荷物のマナーや、手荷物による観光地の選択の制約への対処が急務だ」と指摘。

 海外のオンライン旅行代理店(OTA)と連携し、旅行前に人の移動と荷物配送をセットで予約・決済でき、駅や空港、ホテルで預けた荷物を、目的地の駅やホテルで当日に受け取ることができるサービスの提供を目指す。

 第1弾として、6月24日から、京都・大阪と広島・博多間で、手荷物即日配送サービスの実証実験をJR西日本、ジェイアール西日本マルニックス、佐川急便の3社で実施する。

 具体的には、京都駅、大阪駅、新大阪駅で預けた荷物を広島駅、広島市内ホテルか博多駅、福岡市内ホテルに当日配送。インバウンドは手軽に新幹線などで移動できる。反対に広島駅、博多駅から京都や大阪市内のホテルに送ることもできる。価格は京都・大阪―広島が1万1000円、京都・大阪―福岡が1万2000円。

 両社は今後、佐川急便の物流オペレーションシステムとの連携を通じて、JR西日本グループが提供するさまざまな荷物に関するサービスの統合による「効率化と利便性の向上を目指す」としている。


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