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北斎「グレートウェーブ」の背景たどる すみだ北斎美術館が特別展

特別展「北斎 グレートウェーブ・インパクト ―神奈川沖浪裏の誕生と軌跡―」

 

 すみだ北斎美術館(東京都墨田区)は6月18日~8月25日、特別展「北斎グレートウェーブ・インパクト」を開催する。7月3日に発行される新しい千円札の裏面に葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が採用されることを記念したもので、海外で「グレートウェーブ」として親しまれる同作品がどのような背景で誕生したかなどをたどる。

 神奈川沖浪裏のほかの主な展示作品は、「賀奈川沖本杢之図」、「富嶽百景二編 海上の不二」など。関連イベントとして担当学芸員が特別展の見どころを解説するスライドトークを6月29日と8月10日の午後2時から開く。定員は40人(午後1時30分から整理券配布)。参加無料(特別展観覧券か前売券、または年間パスポートが必要)。

 また、8月3日午後2時からは、墨田区内の東京東信用金庫本部で「北斎 グレートウェーブ誕生の軌跡」と題したトークイベントを開催。国立歴史民俗博物館教授の大久保純一氏や北斎館の安村敏信館長、担当学芸員が登壇する。定員は100人(事前申込制・先着順)。参加無料(特別展観覧券か前売券、または年間パスポートが必要)。

 特別展の観覧料は一般1500円、高校生・大学生・65歳以上1000円、中学生500円、障害者500円、小学生以下無料。休館日など詳細はすみだ北斎美術館ホームページ。

 


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