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外国人が「日本人のオーラルケア意識高い」 デンタルプロが調査、コロナ禍で変化

「コロナ前後のオーラルケア意識の変化に関する調査」

 

 オーラルケア商品を手がけるデンタルプロ(大阪府八尾市)は、観光客を対象にした「コロナ前後のオーラルケア意識の変化に関する調査」を実施。「日本人のオーラルケア意識は外国人から高く見られている」などとする調査結果をこのほど公表した。
調査は、2023年10月30日~11月20日に大阪市のホテル「hotel it.」を訪れた外国人を含む観光客男女145人に聞いた。

 コロナ禍の前と後でオーラルケア意識に変化があったかを聞いたところ、日本人の「38.6%」、外国人の「30.6%」が「あった」と回答した。外国人に「日本人のオーラルケア意識についての印象は」という質問に対しては、85%が「高いと思う」と答えた。歯間ブラシやデンタルフロスなどを挙げ「どの歯間清掃具を知っていますか(使っていますか)」との質問では、日本人は「認知率:84.3%、使用率:75.9%」、外国人は「認知率:98.4%、使用率:91.9%」で外国人の方が認知率、使用率が高かった。

 調査結果を受け、デンタルプロは「外国人からは日本人のオーラルケア意識が高いと見られていることが分かった一方で、歯間清掃具の認知率、使用率は、日本人は外国人よりも低いことも明らかになった」と指摘。コロナ前の歯間部清掃実施率が30.6%に対し、コロナ後は50.9%だったという報告があることから「新型コロナのような感染症の大流行はオーラルケアを含めた人々のライフスタイルを大きく変える契機になるのかもしれない」と分析している。

 


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