知的財産の活用例などを紹介する特許庁の広報誌「とっきょ」の62号がこのほど発行された。「知財が運ぶひと・モノ・未来」をテーマとし、ドローンを活用した「新しい物流市場の創出」と複数ロボットを使った「倉庫自動化」という二つのスマート物流の知財戦略を特集した。
ドローン活用の市場創出では、「地上150mの空域の経済化」に取り組むエアロネクスト代表取締役CEO(最高経責任者)、田路圭輔氏に技術開発、ビジネススキーム構築両面の知財戦略を聞いたインタビューを掲載。倉庫自動化では、ピッキングロボットや自動フォークリフト、自動倉庫事業を展開するラピュタロボティクス代表取締役CEOのモーハナラージャー・ガジャン氏が「数よりも質を重視する」などと特許戦略について語っている。
「とっきょ」の詳細は特許庁ホームページ。