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静岡県三島市のフードロス問題に対応 G-Placeが連携協定締結へ

自治体向けフードシェアリングサービス「タベスケ」

 

 自治体向けの業務支援を行うG-Place(京都府長岡京市)は、静岡県三島市と食品ロス削減に関する連携協定を8月13日付で締結すると発表した。協定期間は、2024年10月1日~25年9月30日。

 三島市は今年3月に「三島市食品ロス削減推進計画」を策定。これに基づき「三島市フードロスゼロ推進店」認定制度を創設し、推進店の募集を始める。G-Placeは、同社が運営するフードシェアリングサービス「タベスケ」を1年間無償で提供する。

 「タベスケ」は、自治体の食品ロス問題に対応するため、飲食店や食料品店がまだ食べられるのに廃棄する食品を、「タベスケ」上で安い価格で出品。予約した購入者が、店舗に出向き支払いをする仕組み。自治体が自治体内の店舗に向けてサービスを提供するという形態を取っており、店舗と購入者は無料でサービスを利用できる。累計で登録ユーザー数は7万2464人、協力店舗数557店舗、食品ロス削減量28.14トンという(24年6月30日時点)。

 G-Placeは試験期間が終了した後、利用状況や削減効果などを分析し、地域に適した運用モデルを構築する、としている。

 


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