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膨大な動画情報を効率活用 KKCompanyが新サービス

「会議議事録」チャットイメージ

 

 IT企業のKKCompany Japan(東京都渋谷区)は、人工知能(AI)を使い動画、文字などあらゆる情報資産を効率的に活用するためのサービス「BlendVision AiM(ブレンドビジョン・エイム)」の提供をこのほど開始したと発表した。

 同社によると、企業や官公庁、教育機関などでは文字のほか動画情報の活用が人材育成などの分野で進んでおり、組織内での動画情報の効率的活用が課題になっている。今回のサービスは、膨大な動画ファイルの中から必要な部分を検索、抽出したり、それらをまとめたりすることができる。また動画ファイルを文字に起こすことも可能で、会議などの動画の必要な部分を抽出、要約して議事録を作成することもできるという。

 サービスを利用した高宮学園代々木ゼミナール(東京都渋谷区)経営企画室の伊藤肇統括部長は「膨大な数のアーカイブから目的の動画をすぐに抽出できると実感している。英語、数学、国語、理科、歴史の約30分の動画300本使って確認したが、かなりの精度とスピード感で分析できた」としている。

 利用価格は1法人当たり月12万5000円(税抜き価格)。詳細はサービス紹介のウェブサイト。

 


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