日本表現力教育協会(東京都港区)は、「日本語会話力検定」を始めた。 受験者の「今の会話力」を確認することで、自身の会話力の「強み」や「弱み」を知ることができる、としている。誰でも受験できるが、主な対象は、就職活動を控えた学生。
試験は、コンピューターを利用するCBT方式で行い、インターネット環境が整っていれば、自宅や出先でも受験できる。検定に合否はなく、会話力を、「喜怒哀楽」に「愛」を加えた項目で分析し、チャートで即時に判定する。
100問用意しており、その中からランダムに50問が出題される。回答はそれぞれ4択から選び、時間は50分。受験料は3850円。
プレ試験を行った大学生の87.5%が「会話力評価について参考になった」と回答したという。
同協会は「AI時代の人間と表現」の未来研究や、「表現」に関する教育・研修・講習などを目的に、2020年3月に設立された。