大阪維新の会(大阪市)は、Z世代と呼ばれる18~25歳の1020人を対象として、1月11~16日にインターネットで行った「若者の政治参画意識調査」の結果を公表。「政治家になることは難しいと思う」との回答が7割に上っており、政治家に対するイメージが背景にあるとの見方を示した。
「政治家になることは難しいと思いますか」との設問への回答は「とてもそう思う」が39.8%、「ややそう思う」が31.1%となり、政治家になることに〝壁〟を感じている若者の存在が浮き彫りになった。一方、「あまりそう思わない」は11.0%、「全くそう思わない」は18.1%だった。また、「1度でも政治家になりたいと思ったことはありますか」との設問には、11.6%が「ある」と答え、88.4%が「ない」だった。
「政治家に対するイメージ」(複数回答可)は「資産・金銭的な余裕がある」が37.6%で最も多く、次いで「政界との人脈・つながりがある」(34.3%)「偉そう・信頼ができない」(32.9%)「高学歴である」(29.6%)「プライドが高そう」(28.7%)「家柄が良い」(23.0%)などが続いた。大阪維新の会は、これら「金銭的余裕」「人脈」「高学歴」といった印象が、若者が政治家になることを難しいと感じる要因ではないか、としている。