移動の経路を調べられるアプリ「乗換案内」を運営するジョルダン(東京都新宿区)がこのほど、人工知能(AI)と会話できるスマートフォン向けアプリ「HANASON(ハナソン)」をリリースした。
「ハナソン」は対話型AI「チャットGPT」の技術を利用し、5種類の会話カテゴリー「たくさん会話」「たのしく会話」「ちょっと会話」「しんこくな会話」「フリートーク」から、ユーザー自身の好みに合わせてテーマを選ぶと、アプリと会話できる。
例えば、「たくさん会話」のカテゴリーで「模擬面接」を選ぶと、就職を希望している会社の模擬面談ができるほか、「ちょっと会話」では「きょうの占い」を見ることもできる。
同社は、今後は画面操作より音声での操作に移行していくと予想しており、生成AI技術を活用し主力商品の「乗換案内」のサービス拡充、新規商品の開発などを目指す、としている。