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オープンワークが「育成環境が優れた企業ランキング」公表 40~50代の中途入社者が評価、1位は「ナイル」

「40-50代の中途入社者が評価する『育成環境が優れた企業ランキング』TOP30」

 

 転職・就職のための情報プラットフォームを運営するオープンワーク(東京都渋谷区) はこのほど、「40~50代の中途入社者が評価する『育成環境が優れた企業ランキング』」を発表した。1位は企業向けにデジタルマーケティング支援を手がける「ナイル」(東京都品川区)で、業界別ではSler(エスアイアー、システムインテグレーター)、ソフト開発、システム運用が30社中13社を占め、他はインターネットサービスや通信、化学、コンサルティングといった業界企業が並んだという。

 オープンワークは、岸田文雄首相が「新しい資本主義」の一環で、働く人のリスキリング(学び直し)支援を打ち出していることを背景に、「ミドル層の転職」に関する注目が高まっていると指摘。今回、40~50代で中途入社した人の評価を基に「人材の育成環境が優れている」企業をランキング形式で集計した。

 集計は同社運営の情報プラットフォーム「OpenWork」に投稿された、40~50代の中途入社者による会社評価レポートの回答2万3276件のデータを使用。「待遇面の満足度」「社員の士気」「風通しの良さ」といった5点満点の「評価スコア」の中から、今回は「人材の長期育成」スコアを分析した。

 「ナイル」に次いで上位だったのは、2位が製薬大手の「中外製薬」(東京都中央区)、3位は日本IBMグループのシステム開発企業「日本アイ・ビー・エムデジタルサービス」(東京都中央区)だった。

 オープンワークは「ランクイン企業の中途入社者が投稿した『働きがい・成長』のクチコミを見ると、入社形態を問わず研修育成制度が充実している環境、本業とは直接関係がない内容でも学習支援してもらえる環境を特徴として挙げる声が多かった」としている。

 


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