全国労働金庫協会(東京都千代田区)はこのほど、「ろうきんSDGs Report(エス・ディー・ジーズリポート)2023」を発行した。全国のろうきんが2022年度に取り組んだ、SDGs(持続可能な開発目標)の実現に向けた活動などをまとめた。全国労働金庫協会ホームページで公開している。
リポートは全国労働金庫協会が2019年3月に策定した「ろうきんSDGs行動指針」に基づき毎年作成。リポートを通じて、SDGs実現に向けた「共感の輪」を広げることが狙い。
今回は、全国のろうきんが、生協などの協同組合や労働組合、労働者福祉に関わる団体、NPO、自治体などと連携して行う、地域に根差した個性的な取り組みの詳細を紹介している。
全国労働金庫協会は「労金運動を通じた勤労者の生活向上という、ろうきんの使命を徹底追及することを通じて、SDGsの実現に向けた取り組みを展開し、ろうきんに期待される協同組織金融機関としての役割発揮と社会貢献を目指す」としている。