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瀬戸内寂聴の生涯と文学作品の魅力を紹介 徳島新聞社が「生誕100年 瀬戸内寂聴物語」発行

徳島新聞社 「生誕100年 瀬戸内寂聴物語」

 

 徳島新聞社(徳島市)は、徳島市出身の作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん(1922~2021)の生涯と文学作品の魅力を紹介した記事を1冊にまとめた「生誕100年 瀬戸内寂聴物語」を4月29日に発行する。B6判、224ページ、1430円。

 記事は、徳島新聞に担当記者の柏木康浩さんによって、2022年1~12月、41回にわたって掲載された。寂聴さんの生涯を時系列で追うのではなく、「恋」「出家」「東日本大震災」「仏教三部作」などテーマ別に1200字程度の読み切りで構成されている。

 寂聴さんへのロングインタビュー「瀬戸内寂聴が語る『わが徳島』」や晩年の寂聴さんと親しかった芥川賞作家の平野啓一郎さんへのインタビューの他、寂聴さんの幼少時や見合い写真、ビールを片手にくつろいで取材に応じる姿などの貴重な写真も多数掲載した。また、「まえがき」は太宰治の娘で寂聴さんにデビューを後押ししてもらった作家の太田治子さんが、「あとがき」は徳島市出身の漫画家、柴門ふみさんがそれぞれ寄稿した。

 申し込みや問い合わせは徳島新聞社お客さまセンター、電話088-655-7340。

 

 


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