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千葉商科大がワイン販売 ブドウの一部は大学構内で栽培

千葉商科大 「Vignobles sur le campus」

 

 千葉商科大学(千葉県市川市)は、大学キャンパス内で栽培したブドウを醸造したワイン「ヴィニョーブル・スュール・ル・キャンパス」限定200本(720ミリリットルボトル)を2月13日に発売する。

 商品の名称ヴィニョーブル・スュール・ル・キャンパスは「学内のブドウ畑」を意味するフランス語。大学構内の写真を使用したラベルデザインと併せて学生が考案した、という。

 ワイン造りは、2028年に創立100周年を迎える千葉商科大の「CUC100ワイン・プロジェクト」と題した取り組みで、キャンパス内の農場にソーラー設備を導入するなどして19年1月着手。インターネットで資金を募る「クラウドファンディング」で337万9000円を集め、19年3月にブドウの苗木を植え始めた。

 学食で出た食品かすをブドウ畑の堆肥として利用するなど工夫を重ねたが、台風や鳥獣被害で収穫はうまくいかず、栽培開始4年目の22年9月に初めて収穫(46キロ)に成功したという。今年2月、山梨県甲州市の白百合醸造の協力を得て、山梨県産ブドウと合わせて辛口の味わいであるワインを造った(大学産ブドウの割合は15.3%)。

 価格は1本5800円。CUCサポートのウェブページ(www.cuc-support.com/goods.html)で販売する。

 


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