日本ジュエリー協会(JJA、東京都台東区)は、ダイヤモンドエンゲージリング(婚約指輪)の普及を図るため、キャッチコピーを4月30日まで募集している。記号も含め30文字以内で、専用フォームから応募する。1人1回まで。
JJAジュエリーアンバサダーでモデルのアンミカさんが特別審査員を務め、採用された応募者1人にダイヤモンドネックレスと金5グラムのインゴット(金地金)などのジュエリー詰め合わせボックスが贈られる。
JJAによると、ダイヤモンドを婚約指輪として贈る習慣はヨーロッパで15世紀から続いており、日本では1960年代に一般化したという。70年代にデビアス社の「婚約指輪は給料の3カ月分」というキャッチフレーズによってプロポーズの定番アイテムになった。しかし近年贈る人が減り、JJAの2024年調査では44.6%と、結婚したカップルの半数を切るまでになった。
JJAは「およそ30億年前に地底深くで生まれた天然のダイヤモンドは地球上で最も固い宝石。永遠の愛の証としてプロポーズや婚約の際に贈るのにふさわしい」とPRしている。