龍谷大(京都市)は9月23日、同市内の深草キャンパスで脱炭素のライフスタイル推進などを目的としたイベント「サステナビリティDays」を開催、地域住民ら約1000人が参加し、ハリウッド映画に車型タイムマシンとして登場した自動車「デロリアン」の試乗体験や企業経営者の講演などが行われた。
イベントは、京都市の脱炭素事業の一環として実施。講演した龍谷大客員教授でリサイクル企業JEPLAN(川崎市)の岩元美智彦会長は「自分が実現したい社会を強く思い描いて、みんなでワクワクする惑星をつくろう」と学生らに訴えた。岩元会長が2015年にごみから再生した燃料で走行させたデロリアンの試乗体験は、事前申し込みで定員に達する人気ぶり。体験した家族連れらが資源循環の重要性を楽しく理解するきっかけになったという。
展示ブースで、持続可能な社会の実現に取り組む企業や学生団体が活動事例を紹介した。