ふるさと納税の紹介サイト「G-Callふるさと納税」を運営するジーエーピー(東京都品川区)は、ふるさと納税の「返礼品」であるコメをひとり親の困窮世帯に贈る「子ども支援」の取り組みを企画した。
ふるさと納税は、任意の自治体に対する寄付額の一部を税額控除する寄付金控除制度。寄付者には通常、自治体の特産品などが返礼品として贈られる。
今回の子ども支援の企画は、通常は寄付者に贈る返礼品を、子どもの貧困問題などに取り組むグッドネーバーズ・ジャパン(東京事務局・東京都大田区)を介して、ひとり親世帯に無料配布する活動。ひとり親世帯に届けるコメは、福井県越前町や山形県三川町、熊本県高森町のふるさと納税返礼品を充てる。ジーエーピーによると、配布単位は1世帯当たり約5キロを想定しているという。
ジーエーピーは「夏休みで給食がなくなり食事に困る子どもが増える。ふるさと納税制度の仕組みを利用した支援活動をさらに拡大したい」としている。
詳細は紹介サイト「G-Callふるさと納税」。