地下霊場として知られる玉川大師(東京都世田谷区)は8月16日~9月16日、提灯を持って地下霊場を暗闇修行体験できるイベントを開催する。
1934年に建立された玉川大師の地下霊場は、地下5メートル、長さ100メートルの鉄筋コンクリート製の拝殿。仏の胎内を模した参道に、300の石仏が並び、約15分かけて順拝することで、四国八十八カ所・西国三十三カ所霊場を遍路したのと同等の御利益があるとされる。
イベントでは、地下の照明を全て消し、暗闇の中、LED提灯の明かりを頼りに参拝する。
拝料は中学生以上が1300円、小学生以下は1000円。LED提灯は持ち帰ることができる。
「残暑が厳しい日中、まるで真夜中に昔の四国の山中にタイムスリップしたような気分が味わえる異空間体験を楽しんで」と呼びかけている。