今年2月に発売されたビーエムダブリュー(BMW)の新型車両「BMW 5シリーズ ツーリング」の発売記念イベントが7月25日夕、東京都港区の麻布台ヒルズであり、俳優の小澤征悦さんらが新型車両の乗り心地などを語るトークショーが開かれた。
イベントには招待客やメディア関係者ら計約50人が参加。トークショーは小澤さんのほか、国際男性誌『エスクァイア』日本版編集長・小川和繁さん、BMWジャパンのプロダクトマネジャー・御舘康成さん、ブランドコミュニケーションマネジャーの井上朋子さんが登壇。「人生に、駆けぬける歓(よろこ)び」を大きなテーマに、ハンドル操作・運転席の感触や乗り心地の感覚、車内装飾デザインへの感嘆など、新型車両を運転した感想を語り合った。
新型車両を1週間ほど毎日運転した小澤さんは「運転すると気持ち良くなる。運転席の座り心地も良い。タイヤが葉っぱ1枚を踏んだことも何となく伝わってくるような感じの操作性・直感性に優れた車」と語り、新型車両の魅力を指摘した。また運転中に感じたわくわく感や喜びの感情などを自ら作詞作曲して表現した歌「渚(なぎさ)のランデブー」をギターの弾き語りで披露し、大きな拍手を受けた。
新型車両(電気自動車)を1日運転した小川さんは「これまで電気自動車というものを(パワーが弱いと)勘違いしていたと反省した。アクセルを踏んだ時のパワー、反応の良さは期待を超えた」と述べた。また「(新型車両は)きらびやかなだけではない、サイレントラグジュアリー(知的なぜいたく)を表現するいまのファッショントレンドにも合っている」と話した。
BMWジャパンの御舘さんは「BMWの電気自動車は、加速性能を耳で感じられるように、映画音楽で知られる作曲家のハンス・ジマーさんに作ってもらった(エンジン音のような)音を出す。その音は車内で聴く音楽や会話を邪魔しない、従来のエンジン音とも無機質な機械音とも異なる、周波数にこだわった心地よいものにした」と電気自動車ならではの音への“こだわり”を説明した。
栃木県まで往復300キロ、新型車両を運転したBMWジャパンの井上さんは「300キロ走り終わっても、もうちょっと走ろうと思うぐらい、運転する人を疲れさせない車。とても爽快感がある」と快適さをアピールした。
会場では、小澤さんが企画に加わった新型車両発売記念の特別ドリンク「爽快なカルピス・ミント」が招待客らに振る舞われた。この特別ドリンクは7月26日~8月31日、東京都港区の麻布台ヒルズ内「カフェ・アンド・バー・ビー」で販売される。価格は1100円(税込み)。