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大和ハウス工業ら4社に決定 摂津市・千里丘駅西地区の再開発

大和ハウス工業

 

 大阪府摂津市の東海道本線千里丘駅西地区で「千里丘駅西地区第一種市街地再開発事業」を進める摂津市は、このほど同事業の「特定建築者」に、大和ハウス工業(大阪市)、JR西日本不動産開発(大阪市)、フージャースコーポレーション(東京都千代田区)、関電不動産開発(大阪市)4社の共同企業体を決定、調印式を行った。特定建築者は同再開発事業で整備する施設建築物の建築を担う。

 千里丘駅西地区は、交通混雑や道幅4メートル未満の狭あい道路を挟み建物が密集しているなどの課題を抱えているという。本再開発は、これらの地域課題を解消する一方で駅前のにぎわいづくりを目的とし、2020年から計画、特定建築者を公募していた。

 約7300平方メートルの敷地を2つの街区に分け、共同住宅、商業業務施設、駐車場の開発を予定している。共同住宅は、千里丘駅直結の地上36階建て、総戸数335戸の高層タワーマンションになる。商業業務施設は、新設する駅前広場、シンボルロードに面して配置し、駅前に新たなにぎわいを創出する。

 総事業費は約258億5000万円。2024年4月着工、27年3月完工予定。

 


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