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サイクリングロードや観光地が疑似体験できるフィットネスバイク「JCL VRoad」

JCLがバーチャルサイクリング体験アプリ「JCL VRoad」をリリース 自転車DXで健康増進と観光体験が気軽に楽しめる

 新たな自転車文化の創造を目指すジャパンサイクルリーグ(JCL、千代田区)はこのほど、フィットネスバイク販売のアルインコ(大阪市中央区)と共同企画した、バーチャルサイクリング体験アプリ「JCL VRoad」(iOS版、Android版、PC版)をリリースした。

 「JCL VRoad」はフィットネスバイクとアプリのVR(Virtual Reality)を組み合わせ、オンラインで各地のサイクリングコースやJCL選手と共に競技ルートの走行を体験できるアプリ。自転車のペダルをこぐと連動して流れる映像は、観光地でのサイクリングや実際のレースコースを走っているような没入感が楽しめるという。

 またバーチャル収録した映像は、JCLが勧めるサイクリングコースのほか、世界遺産白川村など観光地を収録しているので、利用者は自宅にいながらサイクルツーリズムの観光体験ができるという。さらにスポーツ庁の支援を受けて開発した同アプリは、心理的な健康向上や高齢者のフレイル対策(要介護前の虚弱の状態のこと)にも貢献できる、としている。

 同アプリは自治体や観光協会がサイクリングコースなどを収録することも可能で、地域のサイクルツーリズムの広報訴求や、周辺観光の認知向上や集客にも貢献できるとしている。

 JCLは、アルインコ製品のフィットネスバイク3機種(プログラムバイク6319、6119、エアロマグネティックミニバイク2119)を「JCL VRoad」公式バイクとして認定。今後はアルインコと協働して、「JCL VRoad」用フィットネスバイクの販売やオリジナルモデルのフィットネスバイクなどの企画を検討しているという。

JCL VRoad 公式フィットネスバイク

 またJCLは、「プロロードレ―ス実施、海外中心に活動する代表チーム『JCL TEAM UKYO』の運営と共に、自転車DX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みを加速して行く」とコメントしている。


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