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北陸新幹線延伸で、福井県を盛り上げ、魅力を発信しよう 「地域おこし協力隊」の6企画8人を募集

福井県 「隊員の活動の様子」

 

 福井県は、北陸新幹線が来春、金沢―敦賀駅間で開業することを受け、福井県全体で盛り上げ、魅力を発信しようと、本年度採用の「地域おこし協力隊」の募集を始めた。

 募るのは、6企画の8人で、内訳は「SDGsコーディネーター」3人、「チャレンジ応援コーディネーター」1人、「地域おこしマネージャー」1人、「アーティスト・サポーター」1人、「多文化共生プロモーター」1人、「文化財大修理の発信」1人。このうち「多文化共生プロモーター」は外国籍を有することが条件となっている。

 6月に大阪(11日)、名古屋(17日)、東京(18日)でそれぞれ説明会を開催する。 締め切りは6月30日で、採用は8月の予定。

 「地域おこし協力隊」は、都市地域から、過疎地域など条件が不利な地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PRなどの地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取り組みをいう。隊員は各自治体の委嘱を受け、任期はおおむね1年以上3年未満。2021年度で約6000人の隊員が全国で活動しており、総務省は26年度までに1万人に増やすという目標を掲げている。

 福井県は、地域おこし協力隊に対し、「地域おこしマネージャー」や市町の垣根を越えた連携事業、隊員の任期終了後の定住をサポートする定着支援金など、独自の支援策を取り入れている。

 


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