システム開発・教育事業のICON（横浜市）はこのほど、知育玩具「KUMIITA（クミータ）」が、ドバイ未来財団と世界経済フォーラムが世界No1のトイを表彰する「スマート・トイ・アワード」で、クリエイティブプレイ最高賞を受賞したと発表した。
「KUMIITA」は、並べたコマンドのパネルを自走型ロボットが読み取り、発光・動作・音声などのプログラムを実行させ、ゴールに導くという知育玩具。デザインは、国際的なプロダクト賞を多数受賞しているデザイナー・西村ひろあき氏が担当。2018年には日本の「キッズデザイン賞」も受賞している。
論理的思考力を育むという「KUMIITA」は、ロボットの動作をコンピューター処理に見立てて、「分岐」「ループ」といったプログラム手法を無言語の世界で学べるという。また「エラー停止」の概念のパネルもあるので、「デバック（エラーの除去）」の学習も行えるとしている。
最高賞を受賞した「KUMIITA」は、授賞式のほか、ドバイ未来博物館（アラブ首長国連邦ドバイ）で展示され、人工知能（AI）と子供に関連する将来のイニシアチブについて、世界経済フォーラムと協力する機会が与えられるという。
・KUMIITA商品ホームページ：https://kumiita.com/
