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「ハガキでごめんなさい in 新宿」 1月24、25日、やなせたかしさん発案企画

高知県

 

 高知県出身の漫画家やなせたかしさんが発案し2003年から続いている企画「ハガキでごめんなさい全国コンクール」の特別イベントが1月24、25日に新宿高島屋(東京都渋谷区)で開催される。高知県主催。

 県によると、やなせさんが少年期を過ごした同県南国市に「後免(ごめん)」という地名があり、名前がユニークなことから、やなせさんが「故郷を盛り上げたい」と発案。相手に言えなかった「ごめんなさい」の気持ちを書いたはがきを全国から募集している。このほど、やなせさんが新宿区に50年以上居住し名誉区民になっていることから、「ハガキでごめんなさい in 新宿」を開催することになった。

 当日は、新宿高島屋2階の特設会場に「ごめん町行き」疑似ポストを設置。訪れた人が日頃言いそびれた「ごめんなさい」の気持ちを書いて投函。その後、会場に掲示する。投函した人には、南国市特産のショウガを使った菓子「ごめんしょうがパイ」を配布するという。

 やなせさんは2013年に死去するまでコンクールの審査員を務めていたといい、昨年の21回までの応募総数は3万4921通になった。今回は特別企画のためコンクールではないが、会場には24年の受賞作品を展示する。

 


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