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京都・漢字ミュージアムで企画展「漢字で感じる色めぐり」 145種類パネルの「色の壁」で色彩を解説

「色の壁」

 

 漢字に特化したミュージアム「漢検 漢字博物館・図書館」(漢字ミュージアム、京都市)は、2025年5月6日まで企画展「漢字で感じる色めぐり」を開催している。

 企画展は、過去から現代までの日本人の生活の中で色彩が果たしてきた役割と意義を、漢字や日本語を通して幅広く考える内容。「色の壁」には色の名前が書かれた145種類のパネルを掲示。「鴇(とき)色」「躑躅(つつじ)色」「珊瑚(さんご)色」といった中から好きなパネルを回すと、その色にまつわる解説やコラムを読むことができる。

 また、「京都と紫」では京都のシンボルカラーである紫について、歴史や四字熟語を交えて紹介。「色と漢字のおはなし」は、「赤の他人」「青信号」など、慣用句や日常でよく使う言葉の由来について紹介している。

 このほか、春夏秋冬それぞれの季節にまつわる色を紹介している。前期(25年1月26日まで)は「秋・冬の色」、後期(1月29日~5月6日)は「春・夏の色」について紹介する。

 企画展は漢字ミュージアムの入館料で観覧できる。大人800円、大学・高校生500円、中学生・小学生300円、未就学児・障がい者は無料。

 


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