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交通事故に遭ったら誰に相談? エファタの「交通事故弁護士相談Cafe」がアンケート

「示談交渉で誰に相談した?」

 

 エファタ(東京都新宿区)は、同社が運営する弁護士相談ポータルサイト「交通事故弁護士相談Cafe」で交通事故に関するアンケートを実施し、結果を公表した。

 アンケートは3月6~13日、全国の15~99歳の男女1000人に対し予備調査を実施し、その中から交通事故(人身事故)の経験があると答えた100人の回答を集計した。男女の内訳は男性58人、女性42人。

 まず、交通事故の被害に遭った時に乗っていた乗り物を尋ねたところ、自動車が55%と最も多かった。次いで自転車(20%)、歩行中(18%)、バイク(6%)と続いた。

 交通事故の発生場所は、一般道路(52%)と交差点・T字路(40%)が多数を占めた。

 続いて、交通事故の種別を尋ねたところ、追突事故(35%)と出会い頭衝突(22%)で半数以上を占め、次いで横断歩道横断中(10%)、右折・左折時衝突(9%)、道路横断中(7%)、正面衝突(3%)の順で多かった。

 交通事故後に受けたけがの程度は、軽症(打撲、むち打ち、擦り傷など)が58%と最も多く、けがなしが24%、中傷(骨折、脱臼など)が13%で、重傷(内臓損傷、重度のやけどなど)は5%と少なかった。

 交通事故の慰謝料額についても尋ねた。その結果、「もらっていない」が48%と最も多かった。もらった人は、「10万円未満」が21%、「10万円以上30万円未満」が12%、「30万円以上50万円未満」が9%と続いた。

 示談交渉で誰に相談したかについては、「相手の自動車保険会社」(36%)と「自分の自動車保険会社」(22%)で多数を占め、「加害者と直接交渉した」が15%と続いたが、弁護士(4%)は少なかった。

 同社は今回の結果について「交通事故によるけがをした人々が適切な慰謝料を受けるための法的支援を十分に受けていないことが明らかになった」とし、「交通事故に遭遇した場合、専門知識を持つ弁護士に相談することが一つの有効な手段。まずは無料相談をしてみましょう」と呼びかけた。

 


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