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働く人の2人に1人が「副業・兼業」の意向 第一三共ヘルスケア「健康とセルフケアの実態調査」

「今後の副業・兼業意向」

 

 第一三共ヘルスケア(東京都中央区)は、自分自身で健康を守り対処する「セルフケア」について、働く人の意識や行動を聞く「健康とセルフケアの実態調査」を実施し、「20~60代の働く人の2人に1人が『副業・兼業』の意向がある」などとする結果を公表した。

 調査は1月19~22日、全国20~60代の働く男女1000人にインターネットで聞いた。

 「セルフケア」という言葉の認知について聞いたところ、75.8%が「知っている」と回答。ただ、「セルフケアができている」という実践率は2020年から年々低下して、今回44.4%と過去4年間で約10ポイント低下した。

 副業・兼業については、その意向が「ある」と「ややある」を合わせ50.0%となった。副業・兼業経験者26.4%のうち73.9%、未経験者のうち41.4%が「ある」または「ややある」と回答した。

 副業・兼業経験者264人に副業・兼業をしていたときに感じたことを聞くと、「疲れを感じることが多かった」(27.7%)、「自分の時間や余暇時間がとれなくなった」(25.8%)などが上位に挙がった。副業・兼業を現在も継続している人は「体調管理・健康管理に気を配った」と回答した割合が、やめた人より11.4ポイント高かったといい「体調管理は、副業・兼業を長く続けるため大切な要素であることがうかがえる」としている。全員に、副業・兼業をする際に気遣う大切なことについて聞くと、「お金の管理」(57.2%)、「時間の管理」(50.8%)を抑え、トップは「健康管理」(66.6%)だった。

 第一三共ヘルスケア産業医の鄭理香(チョン・リヒャン)さんは、「セルフケアは『日々継続』がポイント。毎日のちょっとしたスキマ時間にセルフケアを行うことが継続するためのコツ」とコメントしている。

 


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