インディカス・ソフトウェア・ジャパン(東京都中央区)は、ローコードもしくはノーコードで開発できるプラットフォーム「Contineo(コンティネオ)」で、生成AI(人工知能)を活用した対話式アプリケーションを自動生成できる機能「NeoPilot(ネオパイロット)」を4月20日にリリースする。
通常は、要件を定義した後、システムの基本設計やデータベース設計などを行うため、リリースには最低でも1、2カ月かかる。一方、「ネオパイロット」は、チャットを通じて自然言語で表現された業務要件を確認しながら新しい機能を提案することでビジネスユーザーによる要件定義を合理化。そのため、最短数分で生成が完了するという。生成されたアプリケーションの導入やテストも自動的に行うことができるという。
基本設計とデータベース設計を終えた後、ワンクリックでログイン認証や検索フィルター、アクセス権限、変更履歴などを備えた業務画面の自動生成を始め、これも数分で完了する。修正版のアプリケーションを再生成することもでき、バージョン管理も行われる。
同社は、業務要件が完全に固まっていない状態でアプリケーションを自動生成した場合でも、検証を行いながら徐々にブラッシュアップすることで、急速に変化するビジネス要件や社会事情に迅速に対応できる、としている。