b.[ビードット]

東京・溜池山王駅構内に無人の書店が誕生 LINEの会員証で入退店し、キャッシュレス決済で購入

丹青社×日本出版販売 「ほんたす ためいけ 溜池山王メトロピア店」無人運営ソリューション

 

 丹青社(東京都港区)は、日本出版販売(東京都千代田区)の開発パートナーとして連携した完全無人書店「ほんたす ためいけ 溜池山王メトロピア店」(東京都千代田区)を東京メトロ溜池山王駅構内に2023年9月26日、オープンする。営業時間は平日午前7時~午後10時、土日祝日は午前10時~午後8時。

 利用するには、無料通信アプリ「LINE(ライン)」から会員証のQRコードを表示し、リーダーにかざすと入店と退店ができる。購入する場合は、本のバーコードを読み込んでキャッシュレス決済する。初回は、店頭サインのQRコードをスキャンし、LINEの友達を追加するだけで会員になれる。

 ライブカメラで店内を監視しており、トラブル抑止や災害時の状況把握など緊急事態の対応を行う、としている。店内から緊急の問い合わせをしたい場合は、来店者自身のスマートフォンを通して、ほんたすサポートセンターがチャットやビデオ通話で対応する。

 ライブカメラを通して、来店者の属性や動線などを人工知能(AI)によって可視化・分析することで、購買者だけでなく来店者のデータを元にしたインストアマーケティングを行うという。

 


関連記事

スタートアップ

スポーツ

ビジネス

地域

政治・国際

株式会社共同通信社