矢野経済研究所(東京都中野区)はこのほど、独立行政法人中小企業基盤整備機構(東京都港区)と共同で、「顧客課題の発見に向けた男女差視点の活用策」と題した研修をオンラインで開催すると発表した。
同社は「世の中の多くの製品・サービスは男性目線で作られており、女性もそれが当たり前の環境として受け入れている」とし、「男女差に着目すると顧客の課題も変わり、製品・サービスの開発や改善のヒントがある」という。
研修では、男女差に着目した研究、技術、商品開発をする「ジェンダード・イノベーション」という概念を中心に解説。事業への落とし込み方、新しい価値観の気づきなどが得られるとしている。
開催は2023年11月13日、対象は中小企業、小規模事業者。受講料税込み3000円、定員は先着順で20人。申し込みは中小企業基盤整備機構のサイトのフォームから。