自動翻訳などを手がけるメタリアル(東京都千代田区)の子会社で、仮想現実(VR)関連サービスの開発・運営を行っているMATRIX(同)は、2023年9月6日から10日まで福岡市で開催した「アジアンマーケットフェスタ2023 in FUKUOKA」(主催:アジアンマーケットフェスタ実行委員会)でインターネット上の仮想空間メタバースによる旅行体験イベントを開催した。
MATRIXが開発したリアリティー・メタバース空間共有プラットフォーム「どこでもドア」を体験できるイベントで、旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS、東京都港区)が出店するブースで、参加者はVRゴーグルを使いアジア各国への旅行をバーチャル体験した。
MATRIXによると、「どこでもドア」は、CGではなくリアルの映像・画像を使用するため、「その場に本当にいるかのような感覚」を体験できるのが特徴だという。VR旅行だけでなく、音楽ライブ、カラオケ、リラクゼーションセラピーといった各種イベントで利用することができるとしている。
「アジアンマーケットフェスタ2023 in FUKUOKA」は、グルメや雑貨、旅行情報などアジア各国の魅力を発信するイベントで、台湾、タイ、インドネシア、中国、韓国、インドといった国から出店があった。