大和ハウス工業（大阪市）は、新潟県長岡市で建設していた分譲マンション「プレミスト大手通」がこのほど完成し、入居が始まったと発表した。
同マンションは地上14階建て。総戸数82戸の分譲マンションで、2021年4月に建設を開始した。専有面積は68.75平方メートル～85.97平方メートル（3LDK）。価格は税込み3728万円～5198万円。23年6月末時点の契約済み総戸数は65戸。契約者の居住地は新潟県内が約85%（うち長岡市内が約50%）、首都圏約10%。60代以降の契約者は約30%。
場所は、JR上越新幹線・上越線・信越本線「長岡駅」から徒歩7分。同駅前のメインストリート「大手通り」のアーケード沿いにあり、公益施設や銀行、医療施設、駐車場などが整備されている市街地再開発事業「米百俵（こめひゃっぴょう）プレイス」地内に位置する。「米百俵プレイス」は、長岡市が中心市街地のにぎわいを創出する新たなランドマークとして位置づけている。「プレミスト大手通」のほか、図書館などの公益施設・銀行からなる「米百俵プレイス西館」や市役所・商工会議所などからなる「米百俵プレイス東館」（2025年7月完成予定）、同東館とつながる駐車場・医療施設からなる「米百俵プレイス北館」の4街区で構成されるという。
マンションには長岡花火を眺められる屋上テラス「シエロテラス」やテレワークも可能な「ラウンジ」などの共用空間を完備。1階は、コインランドリーやミシンの販売・修理店など6店舗の区画を設け、にぎわい創出に配慮した。
大和ハウス工業は「今後も地域活性化に寄与することが期待できる分譲マンションの開発を進め、快適な住環境を提供するとともに、地域社会に貢献していく」としている。
