オムロンヘルスケア(京都府向日市)はこのほど、前回測定体重との増減差を50グラム単位で表示する通信機能付き体重体組成計「KRD-608T2 カラダスキャン」を発売した。
体重や体脂肪率、骨格筋率などの体組成データを測定できるほか、前回測定体重との増減差を50グラム単位で表示する。測定結果はスマートフォン健康管理アプリ「オムロンコネクト」に自動転送されるため、アプリを起動して転送する手間が不要。1日、1週間、1カ月ごとに、体重などの測定値の変化をグラフで把握できるという。
オムロンヘルスケア製の通信機能付き血圧計・活動量計、体温計などの値もオムロンコネクトでひとまとめにして、体重変化との関係も踏まえながら把握できる。
厚生労働省の「国民健康・栄養調査」(2019年)によると、20歳以上の人の「肥満」(体格指数BMI25以上)の割合は、男性3人に1人、女性5人に1人。肥満は、糖尿病や脂質異常症・高血圧症・心血管疾患などの生活習慣病をはじめ、多くの疾患要因の一つとされている。
オムロンヘルスケアは、「アプリで目標体重値を設定すれば、目標体重との差を確認できるので、ダイエットの意識は高まる」としている。