地理情報システム(GIS)のパッケージソフトウェア国内大手ESRI(エスリ)ジャパン(東京都千代田区)は2023年7月12日、国土交通省が主導する3D都市モデル整備・活用・オープンデータ化プロジェクト「PLATEAU(プラトー)」で整備される 3D 都市モデルのデータ形式「CityGML」を、ESRIが提供する地理情報システムのソフトウエア「ArcGIS」で扱いやすいデータ形式「ジオデータベース」に変換するツール「3D 都市モデルデータ変換ツール v2.0 for ArcGIS」を公開したと発表した。
同ツールは、国土交通省都市局監修の下、ESRIジャパンが作成・開発したもので、ESRIの「ArcGIS Pro」、およびその拡張製品である「ArcGIS Data Interoperability」をインストールし、ライセンスが有効化された環境のみで実行が可能。
ESRIは、自社のソフトウエア「ArcGIS」で3D都市モデルをすぐ使えるよう、産学官の地理空間情報を扱うプラットフォーム「G空間情報センター」で公開されたCityGMLのデータをジオデータベースに変換し、順次サイトに公開していく、としている。