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千葉商大のオープンキャンパスで学生が制作した紙ファイルを配布 茶殻入り印刷用紙を使用し、脱プラスチック

千葉商大 「学生を対象としたデザインコンペで採用された3案」

 

 千葉商科大学(千葉県市川市)は、政策情報学部の学生が制作した茶殻入り印刷用紙を使用した紙ファイルを、同大のオープンキャンパスで配布を始めた、と発表した。

 印刷会社の加藤文明社(東京都千代田区)が企画したワークショップ「紙を通じて企業の社会活動を学ぶ」に参加した学生は、伊藤園(東京都渋谷区)と製紙大手の北越コーポレーション(東京都中央区)が開発した茶殻入り印刷用紙について学んだことで、伊藤園の「茶殻リサイクルシステム」のコンセプトに共感したという。これまでオープンキャンパスでプラスチック製のクリアファイルを制作して配布していたが、本年度は脱プラスチックの観点から紙ファイルを配布することにした。デザインは同学部の学生を対象にコンペを実施し、3案が採用された。

 茶殻入り印刷用紙は、紙の原料のパルプに伊藤園の茶系飲料の製造工程で排出される茶殻を混ぜて作った印刷用紙。A4サイズ用紙100枚当たり、「お~いお茶」の525ミリリットルペットボトル約8本分のために抽出された茶殻が使用されているという。

 


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