自動車リサイクル促進センター(JARC、東京都港区)はこのほど、全国の小学生を対象にした第6回「クルマのリサイクル」作品コンクールを行い、優秀な個人・団体の中から上位12人を決定し表彰式を行った。
JARCによると、現在、国内の多くの小学校で自動車リサイクルに関する授業が行われており、JARCは循環型社会に向けて工夫や努力の取り組みをまとめた壁新聞を全国に配布、紹介しているという。同コンクールは、自動車産業と環境保全に関し、小学生が学んだことを標語やポスターにしてもらうという学びの集大成。
第6回(2022年度)は全国から7011点が寄せられ、60人、13校が入賞した。
最優秀賞・標語の部は堤夏歩子さん(東京都世田谷区立烏山小4年)が受賞。「今この時代を生きる私たちは、未来を生きる子孫たちのために、資源を残してあげなくてはいけない」との強い思いを標語「未来まで車と資源をバトンパス」に託した。
最優秀賞・ポスターの部は縄乃々香さん(札幌市立資生館小3年)が受賞。「植物が育ち、実をつけて、種ができ、また植物が生まれるという流れが、車のリサイクルと似ている」との思いで描いたという。
このほかの受賞は、小学生新聞賞(標語、ポスター各1人)、審査員特別賞(同各4人)、優秀賞(同各24人)、団体賞10校、団体特別賞3校。
受賞者一覧は自動車リサイクル促進センターのホームページに掲載。