博報堂教育財団（東京都千代田区）の「こども研究所」はこのほど、小学4年～中学3年生を対象に実施した意識調査の結果を発表、「自分がどう見られているか気になる」との回答が7割を超え、多くの子どもが他人の目を気にしていることが分かった。
男女別では女子の方が高く、最も高かったのは中学生女子の83.4%で、最も低かったのは小学生男子の60.7%だった。 「誰の目が気になるか」の質問には「仲のいい友だち」が9割近くに達し、「知っている子」が8割を超えるなど、「先生」や「親」といった大人よりも同世代の目を気にする傾向がうかがえるという。
「見られたい自分像」についての質問では、「やさしそう」が最も多く、「明るい」「親しみやすい」「おもしろそう」などが続いた。小学生男子は「やさしそう」、小学生女子は「かわいい」、中学生男子は「かっこいい」、中学生女子は「やさしそう」がそれぞれ一番多かった。
調査は4月28日、小学4年～中学3年生の男女600人を対象にインターネットで実施した。
