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打ち水で暑さを和らげよう 打ち水大作戦本部が打ち水強化月間をスタート

打ち水大作戦本部 「打ち水大作戦2023」

 

 NPO法人の打ち水大作戦本部(東京都中央区)は、昔ながらの知恵である「打ち水」を実践することで暑さを和らげようと、暦の上で最も暑いとされる大暑の7月23日から、晴れたら毎日打ち水することを呼びかける「打ち水強化月間」をスタートさせた。

 強化月間は、厳しい暑さの峠を越した頃とされる処暑の2023年8月23日まで。2023年の「打ち水の日」8月1日には、朝から一日がかりで打ち水することを呼びかける。

 「打ち水大作戦」は、江戸時代の庶民の知恵である「打ち水」がヒートアイランド現象に対してどのような効果を持つのか、決められた時間に一斉に打ち水をすることで効果を検証しようという社会実験として2003年にスタートした。

 「打ち水大作戦」は、実際に気温を下げるという目的以外に、環境意識の醸成や水の再利用の促進、近隣コミュニティーの再生などさまざまな効果をもたらす呼び水ともなっており、毎年推定600万人以上が参加する市民運動となっている。昨年度は435の地域や施設などで542の事業者・団体などの取り組みを確認した、としている。

 


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