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バングラデシュでデジタル形式の公文式学習 公文教育研究会、貧困児童の学習を支援

公文教育研究会 「タブレットを用いた公文式学習プログラム」

 

 公文教育研究会(東京都港区)はこのほど、タブレットを用いたデジタル形式の公文式学習プログラムをバングラデシュで実施した、と発表した。

 公文教育研究会がライセンス契約を締結している会社「BRAC Kumon Limited」が2022年8月、バングラデシュでストリートチルドレンの保護活動を行うNGO団体「エクマットラソサエティー」と導入契約を締結して実施が実現した。

 公文式学習プログラムは、エクマットラソサエティー運営の養護施設「エクマットラアカデミー」(養護施設)でタブレットを使い行う。同養護施設は、かつて路上生活していた貧困層の子どもたちを次世代のリーダーとして育成することを目的とした全寮制の施設。公文式学習プログラムは、バングラデシュでの貧困層の子どもたちに対する学習支援の一環として提供する。公文式学習プログラムで学ぶ子どもは「学習がすごく楽しい。もっと早く計算できるようになりたい」などと話している、という。

 エクマットラアカデミーは「この取り組みが子どもたちの自信や自己肯定感の醸成のほか、子どもたちに対する職員の考え方や姿勢の変化につながることを期待する」とコメント。公文教育研究会は「今後も質の高い教育にアクセスできない子どもたちに対する学習支援を進めていく」としている。

 


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