大阪府堺市の「堺 アルフォンス・ミュシャ館」は、19世紀末のパリで活躍したポスター作家ミュシャの作品を鑑賞しながら、旅気分を味わえる企画展「Bon Voyage!~ミュシャと巡る旅~」を開催している。
堺市によると、アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、19世紀末から20世紀初頭にかけて花開いたアール・ヌーヴォーの代表的画家。現在のチェコ共和国で生まれ、パリの舞台女優、サラ・ベルナールのポスターを制作して一躍有名になった。
ドイ(カメラのドイ)創業者の土居君雄氏(1926-1990)が収集した作品が没後、土居氏が居を構えたことのある堺市に寄贈され、「堺 アルフォンス・ミュシャ館」はミュシャとその関連作家の作品約500点を所蔵している。
企画展では、ミュシャと巡る世界旅行をテーマに、ヨーロッパやアメリカなど世界各地に関わりのあるミュシャの作品を展示する。概要は以下の通り。関連イベントも開催する。詳細はホームページ(https://mucha.sakai-bunshin.com/)参照。
・前期:2022年12月3日(土)~ 23年2月12日(日)
・後期:2月16日(木)~ 4月2日(日)
・出品予定数約80点(前期と後期で一部作品の入れ替えがある)
・開館時間:午前9時30分~午後5時15分(入館は午後4時30分まで)
・休館日:月曜日(休日の場合は開館)、休日の翌日、展示替臨時休館日(2月14日・15日)
・観覧料:一般510円、高校・大学生310円、小・中学生100円