音楽ホール「ミューザ川崎シンフォニーホール」(川崎市)はこのほど、7月26日~8月11日に同ホールで開催する真夏のオーケストラの祭典「フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2025」の全ラインアップを発表した。
同祭典はミューザ川崎シンフォニーホールと川崎市が主催する音楽祭。2005年から毎年夏に開いている。21回目を迎える今年は「夏にゃ祭りを。祭りにゃミューザを。」を合言葉に、川崎市とフランチャイズ契約を結んでいる東京交響楽団をはじめとする首都圏10楽団に加えて、九州交響楽団(九響)が初登場。全11楽団が日替わりで競演する。

初めて参加する九響の太田弦・首席指揮者は「今回はショスタコーヴィチの“交響曲第5番”を中心に、高野百合絵さんをソリストに迎え、この交響曲と関連が深い“カルメン”の抜粋と、小出稚子さんが九響のために博多の祭をテーマに作曲した“博多ラプソディ”を演奏する」とコメントしている。
そのほか、恒例のパイプオルガン公演やジャズ公演、子ども向け公演、市内大学公演など多彩な演目が行われる。また、毎年好評の公演前「プレトーク」や「プレコンサート」、音楽祭期間中に近隣提携店舗で割引やドリンクサービスなどが受けられる「パートナーショップ」、名物新聞「ほぼ日刊サマーミューザ」の展開など“音楽祭をもっと楽しむ”ための企画を実施する。
チケットの一般発売は4月24日から。期間中、浴衣で来場した人には特製ステッカーをプレゼントする。詳細はフェスタサマーミューザKAWASAKI 2025公式サイト。
