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日本気象協会(東京都豊島区)はこのほど、2024年の国内年間日射量を地域別にまとめた「日射量レポート」を発表した。24年の日射量は、多くの地域で「例年並」だったという。
24年は、北海道、東北太平洋側、奄美では「例年並~やや多い」、東北日本海側や北陸では「やや少ない~例年並」の日射量だったが、その他の多くの地域では「例年並」だったという。全国的に日射量が多かった前年と比較では、北海道などの一部地域を除き全国的には「少ない~前年並」の日射量となった。
「日射量レポート」は、太陽光発電事業者や農家らに参考にしてもらうために、日本気象協会が2015年から毎年発表している。10回目の今年は、協会独自作成の「気象衛星データを用いた日射量推定値」に基づきまとめた、という。