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千葉商科大(千葉県市川市)は、関東地区の教育機関で養蜂活動を行っている大学、高校などが参加する「関東学生養蜂リーグ」を設立すると発表、キックオフイベントとして2月15日に「関東学生養蜂家の集い」を同大学で開催する。
リーグは団体同士の情報交換や交流が目的で、大学11、高校6の17団体が参加予定という。集いでは、12団体(大学10、高校2)が活動報告をするほか、展示や情報交換会なども実施する。
千葉商科大によると、近年、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の浸透、環境問題への関心の高まりから、国内各地で「都市養蜂」が盛んになり、大学や高校などの教育機関でも多くの学生養蜂家が活動。同大学ではキャンパス内で養蜂事業を行う「国府台 bee Garden」がミツバチの飼育や蜂蜜の販売などに取り組んでいるという。
学生たちが活動する中、蜂蜜の販路開拓など学生養蜂家に共通する課題を抱えており「都市養蜂を行う学生・生徒が知見を共有し、課題解決に向け協働できるネットワークを構築したいという思いから『関東学生養蜂リーグ』を設立することにした」という。