不登校児童生徒の再登校をオンラインで支援するスダチ(東京都渋谷区)は、2020年のサービス開始以来、再登校した児童生徒数が累計で1000人を超えたと発表した。
同社では、「再登校」を「朝から放課後までクラスへ2日連続の登校」と定義、保健室登校や午後からの登校などは含めていない。サポート開始から再登校までの平均日数は17.3日、累計の再登校率は90%としている。
スダチは、不登校の解決策として、フリースクールによる支援や通信制への入学といった選択ではなく「諦めずに再登校を目指す」ことを重視。サービスは、児童生徒との接触はせず、保護者とのオンライン面談やメールで行い、親子の関わり方を提案するとしている。