金融機関向けソフトウェアを開発するオリジナルソフト(東京都港区)は、複数金融機関の協調融資「シンジケートローン」を管理するソフトウェアの新商品「フィンシンク・コーディネーターRel.4(リリースフォー)」をこのほど発売した。
リリースフォーは同社の人気ソフトウェア商品「フィンシンク・コーディネーター」の機能・操作性をさらに高めた“進化版”。近年増えている多種多様な契約形態に応じた、個別契約案件管理や契約期間途中での金利変更登録などの複雑な業務処理の機能強化を目指した。
「期限前弁済」や「千円未満切り捨て計算」、一定期間内に分割して融資する「タームローン分割実行」など複雑な業務処理に対応できるほか、リスクや利回りなどの条件に応じた案件管理「トランシェ対応」も可能になったという。また「文書ファイル」をシステム内データに紐付け保存すれば、最新の契約情報・変更情報を簡単に参照できるという。