大和ハウスが熊本・益城町に工業団地開発 半導体関連施設建設ラッシュの近隣

大和ハウス 工業団地「DPIシリコンヒルズ熊本」開発用地

 

 大和ハウス工業(大阪市)はこのほど、熊本県益城町に工業団地「ディープロジェクトインダストリー(DPI)シリコンヒルズ熊本」を開発する工事に着手した、と発表した。全施設の完成は2027年冬を予定している。

 開発面積は約7万9000平方メートル。事業費は約110億円を見込む。場所は半導体関連施設の集積地「セミコンテクノパーク」から約10キロ。半導体関連企業の工場や食品工場などの進出を見込み、機械や食品の製造工場の建設に適した大型の区画を用意する。全体を6区画に分割し、1区画の広さは約8200~1万7000平方メートルにする予定だ。

 約8キロ先に九州自動車道「益城熊本空港インターチェンジ」、2.5キロ先に熊本空港、18キロ先に熊本駅があり、自動車輸送や空輸、貨物輸送いずれも利用可能な立地だ。

 工事に先立ち、大和ハウス工業は工業団地への企業立地に努めることなどを約束した「協力協定」を地元益城町と締結。「益城町と連携しながら積極的に企業誘致を行い、地域の活性化を図っていく」としている。

 

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