中国新聞社(広島市中区)などが代表法人を務める旧広島市民球場跡地整備等事業認定計画提出者のNEW HIROSHIMA GATEPARKが、広島市中区の中央公園の一部に「HIROSHIMA GATE PARK」を2023年3月31日にオープンしたと発表した。他の代表法人は、NTT都市開発、大成建設、広島電鉄、広島バスセンター、NTTアーバンバリューサポート、NTTファシリティーズ、シーケィ・テック、NSP設計。
旧広島市民球場跡地にオープンしたHIROSHIMA GATEPARKは、にぎわいの市民公園をコンセプトに、物販や展示会などのイベント会場の「HIROSHIMA GATE PARK PLAZA」や、飲食店や小売業などが入る商業施設「SHIMINT HIROSHIMA」、全長約190メートルの桜並木の「ピースプロムナード」、子ども広場、スケートボード場などの「アーバンアクティビティサイト」などで構成される市民公園。
また、広島東洋カープの本拠地だった旧広島市民球場の記憶を継承し、カープ優勝記念碑を設置した「勝鯉の森」や、外壁ラインに沿って外野スタンドのベンチ(座面)を活用した憩いの場の設置のほか、ホームベースとピッチャープレートの記念碑が埋め込まれている。
3月31日には開業記念のオープニングセレモニーが開催され、広島市の松井市長をはじめ、来賓、認定計画提出者の各代表によるくす玉開披が執り行われた。なお、アクセスや店舗情報はウェブサイトで確認できる。