積水ハウス(大阪市)はこのほど、児童発達総合ケア施設「フジ虎ノ門こどもセンター」(静岡県御殿場市)など同社関与の作品9点が「第17回キッズデザイン賞」(キッズデザイン協議会主催)で「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」などを受賞したと発表した。
「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」で6作品、「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」で2作品、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門」で1作品受賞した。
キッズデザイン賞は2007年に創設。子どもの安全や子育てに関わる社会課題解決に取り組む製品・サービス・空間・活動・研究の中から優れた作品を選び顕彰している。積水ハウスは第1回キッズデザイン賞から17年連続受賞。受賞作品は累計116点に上っており、住宅・建設業界の中での最多の受賞回数を誇るという。
今回「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」で受賞した「フジ虎ノ門こどもセンター」は、小児医療と療育が必要な子どもたちへの通所支援を一体的に提供する先進施設。「診療・相談・福祉を3本の柱として地域全体で包括的に対応することで、生きづらさや難病に苦しむ子どもたちが生き生きと安心して過ごせる環境づくりを目指している」という。