ヤマトロジスティクスインド(インド)はこのほど、インド国内のマネサール、ベンガルール、アメダバードの3地域にロジスティクスセンターを開設し、順次稼働を始めた。
ヤマトロジスティクスインドはこれまで、インド国内の自動車メーカー施設内で運輸サービスを提供してきたが、自動車製造が主要産業の一つであるインドでは完成車や自動車部品の製造量が拡大しており、近年はアフリカや中近東などへの輸出も増加していることから、部品輸送などの迅速円滑化のため、自動車関連産業が集まる工業地帯に近いエリアにロジスティクスセンターを開設した。インドにヤマトグループがロジスティクスセンターを開設するのは初めてという。
ヤマトロジスティクスインドは「インド国内外を含むサプライチェーン全体の最適化を提案し、運輸コストの削減や生産効率の向上、環境負荷軽減なども支援する」としている。