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レバテックが「リスキリング」についての意識調査結果を発表 所属企業で受けたことのあるITエンジニアは約1割

レバテック 「所属企業でリスキリングを受けたことがあるか」

 

 人材紹介事業のレバテック(東京都渋谷区)は、 ITエンジニアを対象に、知識や技術の学び直しである「リスキリング」についての意識調査を実施し、このほど結果を発表した。

 アンケート調査は2022年12月26~27日に行い、正社員として勤務する20〜50歳台のITエンジニア300人から回答を得た(実査委託先:楽天インサイト)。

 それによると、「リスキリング」というワードについて、「知っている」と回答した人は24.7%で、最も数値が高かった年代は30代(28.0%)だった。また、所属企業・組織で「リスキリングを受けたことがある」と回答した人は10.7%で、「今後受ける予定がある」と回答した人は5.7%にとどまった。

 「リスキリングの対象スキル」では、「プログラミング」が44.9%と最多。「クラウド技術」 (26.5%) 、「セキュリティ技術」 (26.5%) が同率で続いた。リスキリングを受けている人(32人)のうち、「得たスキルを用いて社内への貢献ができている」と回答した人は43.8%で、「これから貢献できると考えている」と回答した人も同率の43.8%だった。

 「自主的にリスキリングの取り組みを行ったことがあるか」では、「はい」と回答した人は18%にとどまった。対象スキルの最多は「プログラミング」(61%)で、学習方法は「無料オンライン教材」 (70.4%) や「書籍」 (68.5%) を用いて学習していることが分かった。

 一方、同時にIT企業の経営層や管理職を対象に行なった調査では、「リスキリング」の認知度は約3割で、レバテックは「リスキリングという考え方がまだ浸透しきっていない」と分析している。

 


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